タクシー車輌の凄さ
日頃運転しているタクシー車輌。
新車デビューから引退まで、いったいどのくらい走るかご存知でしょうか?
答えは
「50万キロ超え」
です。
どうです、凄いでしょう。
この仕事に就いた時にコレを聞かされてぶっ飛びました。
当初「そんな冗談が通じると思ってるんか。」と笑ってましたから。
しかししかし、稼働させてる大半は実際50万以上走っているのです。
まあ個体差もありますので30万そこそこで終わるのもあれば…
昼勤務、夜勤務合わせて一日300キロ走るとして年間11万キロにもなります。
地球一周が約4万キロですから4ヶ月半ほどで周れる計算ですね。
あと当然ながら「稼ぎ出す車」でもあります。
これも昼夜合わせて一日4.5万として年間1,600万円を1台ではじき出すのです。
こう考えると高級外車よりもはるかに値打ちがあると言えます。
それだけに車の内外とも清掃をはじめ常に手入れしておく必要があるのです。
ある時ベテランさんの車を見せてもらったら50万手前でしたが外も中もエンジンルームもトランクもピカピカで、その時の衝撃は今なお残っています。
そして会社専属の整備士さんにも深い敬意を表します。
これだけ驚異的な走行距離を保てるのも法定の定期整備(1か月、3か月)によるところなのです。
私も出発前には「今日もよろしく〜」
完了時には「今日も頑張ってくれてありがとう。」
と必ず車に語りかけるようにしています。
掛見