京都観光、空港定額タクシーは、新型コロナウィルス対策を強化された55タクシーで安心な旅を 京都観光、空港定額タクシーは、新型コロナウィルス対策を強化された55タクシーで安心な旅を

「点と線」 (後)

 

前回の「点」に続いて「線」をお届けします。

 

点を覚えることも大変ですが、それを結ぶ線を覚えることはさらにその上をいきます。

 

タクシーは最短かつ最速のルートを行かなけばなりません。

 

私はこれまで市内数箇所に住んだことがあり土地勘はそこそこある方と自負してましたが、それでもこの仕事に携わるまでルート選択がこんなに難しいものだとは思っていませんでした。

 

基本はお客様に「ご希望のルートがございましたら…」で「ほな●●の交差点から▲▲の信号を西へ行って。」と言って下さる方が3割ほど、あとは「お任せします。」

 

この「お任せします。」は自信のない場合非常に困ります笑

 

この自信の程度ですが、まったく無い方が良かったりします。

「たしかアッチから行くんやったっけ…?」と中途半端な思いで走らすとけっこうな確率でミスるのです。

 

それと「知ったかぶりをしてはいけない。」と新人時代に会社から厳しく指導されています。

 

わからない時は素直にお客様に伝えることが大事です。

 

といったような事も私の駆け出しの時代のことでして、今はグーグルマップなど優秀なナビで対応できますから実に喜ばしいことだと思います。

前にも書いてますがナビはドライバーのために非ず、お客様のためのものであると。

 

それでもAからB地点までどのルートが早いかという議論はあります。

 

私も駆け出しのころ(ナビがまだ無い時代)走るセンス抜群の若手ドライバーと「絶対こっちからの方が早い。」 「いや、こっちからの方や!それに走りやすい。」といったラリーをしたことを思い出します。

新人ばかりの部署で新人にしてはレベルの高い議論に映ったのかのか周りは呆然としてました笑

 

白熱した対象となったのは「四条川端から東宇治高校」

当時は大きく二つのルートがありました。

 

 

ルート① 五条から新大石道 12.6㎞ 約30分

 

 

ルート② 川端➝師団街道➝墨染街道 11.3㎞ 約32分

 

 

私は常に①を選択していました。(お客様から②のリクエストがない限りは)

②の墨染街道(地図上の右斜め下に延びている道)の途中が狭くて走りにくいという理由からです。

 

①は②よりも距離が1.3㎞多いですが3分早く着くという感じです。

実際はその時の運行条件にもよりますが①の方に分があるように思っています。

 

彼も折れそうになかったので、たしか「だいたい同じくらいやな。」と少しだけ大人の対応をしておきました笑

 

 

それから時代は進み、新たに三つ目のルートができています。

 

阪神高速京都線の「稲荷山トンネル」(無料)を通るルートです。

今や大半のドライバーはここを使っていると思われます。

 

距離は一番ありますが早さも一番です。

 

 

ルート③ 川端➝稲荷山トンネル➝小栗栖街道 13.9㎞ 約29分

 

 

おそらくこれが最速だろうと思います。

ただし料金は①と同じか僅かに下回るくらいだろうと推測します。

(タクシーメーターは「距離」と「時間」で動いている加減で。)

 

 

 

 

京都市内はどちらかと言えばタテ長で、タテには強いけどヨコには弱いドライバーが多いといえるかもしれません。

これはどの様なケースかと言うと

 

伏見区の羽束師(はづかし)から三室戸駅のルート。11㎞あります。

 

 

これをお客様(若い女性)から聞いたとき最初ルートがサッパリ浮かんでこず数秒固まってしまいました。

(そうです、ヨコに弱いのは私でした^^;)

 

ほどなく「宇治川の堤防から自衛隊のとこを通っていってもらえれば。」と聞いて無事行くことができました。

 

まだナビも付いてない時分なので頭の中でルートを作っていくという点では鍛えられたと言えます。

 

 

 

あとルートにはお好み(乗り慣れた方ほど)があり、それを言われた場合はそれに従うことが基本となっています。

 

仮にそれが自分の思い描くベストルートより明らかに高くついてしまう場合でも。

 

こう書くからには。。。そうです、これまた痛い目に遭っております笑

その二回とも女性でした。(女性を敵に回すつもりは毛頭ありません)

 

どうやら女性は男性に較べ「いつもと違うルート=遠回り」という考えに到る傾向が強いように感じます。

 

加えてそのお二人とも個人タクシーとかのベテランドライバーから教えてもらったルートが全てということなんだろうと後になって悟りました。

 

2回経験してからというもの、間違っても女性からの指定ルートに背くという行動はとっておりません。

それはもう暴挙ともいえる行為ですから。

 

 

ほかにも悩ましいルートはたくさんありますが、あまり出しすぎても皆さんを悩ますだけなのでこのへんにしておきます笑

 

とりも直さず我々は点と線を攻略すべく、これからも「さすがプロフェッショナル!」と感じて頂けるよう追究していきたいと思います。

 

 

掛見

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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