一喜一憂
先日、私宛に1通のメールがきました。
昨年11月に2日続きで観光案内をさせていただいたお客様(男性)からです。
今回の緊急事態宣言によりGWの京都観光の痛手を慮ってのものでした。
本当に全身がジーンとなるほど感激しました。
ご利用いただいたお客様から、こうして気にかけけていただけるとは何にも代えがたいものがあります。
たしかに今年のGWも観光予約はまばらな状況です。
一方で宿泊状況はと言うとネットで見る限り、そこそこ埋まっているのです。(全国的にみても)
今回の宣言では旅行キャンセル料に関して
全国知事会は4/24にオンライン会議を開き、国への緊急提言をまとめた。政府に対し宣言の期間や目標を明確にした上で期間中の都道府県境をまたぐ移動抑制の呼びかけや旅行のキャンセル料を国が全額負担することなど、実効性のある強い措置を求めた。
ということで国の負担となるかどうかまだ決まっていない段階です。もうGWは目の前なのに。
何ら負担がない場合、「キャンセル料払うくらいなら行ってしまおう。」という考えになるでしょう。私ならそうします。
あるいは京都の寺社は拝観停止となるところは無い(拝観時間短縮は数カ所あり)ので、観るところには困らないので行こうとされる方も相当数あると私はみています。
わたくしどもの立場からは「殺到してもらうのは困るけれど、ゼロは更に困る。」というところです。
緊急事態と言うけれど、その矛先に偏りがありすぎると感じている方が大半なのではないかと思います。
昨日、ニュースバラエティで松本人志さんがこんな発言をされていました。
「もうオリンピックを別腹とする考えはやめませんか。」
これこそが国民の総意ともとれるものだと感じながら聞いていました。よう言うたと。
そりゃ開催してほしいですが、あまりにも時間がありません。延期論も薄けりゃ、できそうなイメージもありません。
最終決定権がIOC? 国のほうが上じゃないって?もうワケがわかりません。
ともかく宣言期間中はいかにフラストレーションを溜めこまないかを念頭に今しかできないことを進めていきたいと思います。
掛見