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そうだ、お東さんに行こう。

先日(平日の午後)行ってきました。

京都では東本願寺を「お東さん」と呼びます。真宗大谷派の本山で「真宗本廟(ほんびょう)」が正式名称です。ここは宗祖・親鸞聖人をまつる場所(廟所)です。(※お墓ではありません)

 

 

「御影堂」(右側)と「阿弥陀堂」

 

 

戦国時代に西本願寺から分裂して東本願寺が誕生するのですがその経緯はなかなかまとめるのが難しいので割愛させて頂きます。

両本願寺ともに共通してるのは阿弥陀如来をまつっている「阿弥陀堂」よりも親鸞聖人の御真影(ごしんねい=木造の坐像)がまつられている御影堂(ごえいどう)の方が遥かに大きい建造物であるという点です。(知恩院さんもそうですね。 但し読み方は異なり「みえいどう」)

 

簡単に言うと親鸞さんを超重要視してるからこうなったに他ならないのですが、その理由に踏み込むとなるとこれまたブログの域を超えしまうことになるのでやめておきます。(逃げます)

 

広大な境内 狙ったわけではなく人がいません(^^;)

 

 

御影堂門全景 画像ではこの威容を伝えてることが出来ないのが残念です。

 

 

御影堂門入口上部  立派な龍の彫刻が鎮座まします

 

 

御影堂門は京都三大門に数えられることがありますが厳密に言うと

 

①知恩院三門

②南禅寺三門 はカウントされますが(レギュラーメンバー)

あとはそれを取り上げる(説明したい)人によって

③東本願寺御影堂門、④仁和寺二王(仁王)門、⑤東福寺三門

 

のどれか好きなのを一つもってくればよいと言う超ご都合主義的なことになっているようです。それぞれの関係者からすれば「なんでやねん、うちに決まってるやんか。」とツッコミたくなるところでしょうが。

 

そもそも「三大門」としての決まりが存在しないことと「五大門」と言うのも威厳さが薄れるし、第一多すぎて覚えれないし、しっくりこないのでココは決め打ちせずに③④⑤に『それぞれ華を持たせといたら皆うまいことやっていかはるて~。』と言うところかなと推察します。(こんなとこも玉虫色に彩られていて実に京都的です。)実際関係者はどう思ってられるか誰か聞いてきてもらえませんやろか。

 

この御影堂門を含む「平成の大修復」がおこなわれ御影堂、阿弥陀堂はそれぞれ工期を分け、実に足かけ12年の歳月を費やし2015年に完成しています。両堂の内部はいずれも京都の伝統工芸(彫刻、漆、金箔、錺(かざり)金具、彩色など)の技術の粋を結集したもので「大きな美術工芸品」と言い換えることができる実に貴重で素晴らしいものです。

 

以前からですが一般観光、修学旅行問わず意外とココを訪れる方は少ないというのが実態としてあり不思議かつ残念に思っています。(私が案内してて余裕があるときは引っぱっていってます笑)

おそらくその理由は観光寺院ではないのでお東さん自体からのアピールもはばかられ(関係者に尋ねたことがありますが、やはり大勢の方に来てほしいと言われてました)、門前に心ときめくお土産屋さんもなく、どことなくマイナーなイメージ(私はそんなこと思ってません)があって敬遠されてるのかなと分析しています。

 

ところがお東さんは

 

①拝観料不要(数カ所に浄財箱はあります。 ちなみに御朱印は扱ってられません=教義的に)

②御影堂は世界最大級の木造建築

(これを観られるだけでも行く価値が。 私はいつ見ても「おおーっ!」ってなります。)

③阿弥陀堂(堂内)に使用された金箔は約30万枚!(ピンとこないでしょうが金閣寺約20万枚を軽く上回っています)

④これ以上ないアクセス!

(京都駅から徒歩7分  「灯台もと暗し」は当たらずとも遠からじで このことは巻末をご覧ください)

⑤広くてキレイ(改修を終えたお堂はもちろん、広い境内も隅々まで清掃が行き届いています)

⑤混んでいない(イヤミではなく少々多かろうが広いので悠然とお参りができます。但し報恩講など大きな法要時を除く)

⑥良心的な駐車料金

(最寄りの路上P(60分¥300のチケット制)が便利です ※別に参拝者専用駐車場がありますが観光での利用不可)

 

どうです?確かに西本願寺さんと比較すると歴史が浅く、国宝でも世界文化遺産でもありませんが見応えは十分すぎるくらいあります。(将来的には両方認定される可能性が高いと言われています) 所要時間は30分あれば大体まわれます。

 

どうかまだ行ったことがない方はぜひ立寄ってみて下さい。きっと知ってそうで知らなかった、そして行ってよかった京都がそこにあるはずです。  掛見

 

 

(画像拝借)御影堂にある「御真影御厨子(ごしんねいおずし)」 専門職の人らが解体直後「こんな事、どうしたらできるのか…」とその場でずっと考え込んでしまうほど高度かつ難解な技術が施されているのだそうです。むかしの人はスゴかった

 

 

(画像拝借)阿弥陀堂の内部 京都の二大老舗仏具会社(京仏具小堀さん・若林佛具製作所さん)が共同企業体としてこのビッグプロジェクトを手掛けられました。(同じく御影堂も)

 

 

(画像拝借)阿弥陀堂の内陣(ないじん)天井 浄土の世界をあらわしています。実際は仕切りの柵があるためこれだけバッチリ見ることはできません。それにしても息を飲むようなまばゆさ、きらびやかさです。

 

 

お東さんのローソク(タワーをこう揶揄します)が見えています。  ※京都タワーは「灯台」をモチーフとして造られたものです。たしかにお東さんは灯台のスグ下にある…アッ!それで皆あまり気づいてないんか…(^^;)

 

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