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事実は小説よりもカオスどす

 

松山英樹選手がマスターズ制覇した素晴らしいニュースもありますが全体的には沈滞ムードです。

 

そこで皆さんの一服の清涼剤となるかどうかわかりませんがこんなのも挙げてみますのでどうかお付き合い願います。

 

 

 

本文とは全く関係ありません

 

 

私はかねてからノンフィクション作家になることを…というのは冗談ですが実際にあった話をお届けしたいと思います。

 

(ブログを読んでくれている親しい知人から『ブログからどんどん離れていってるw』と言われることをわかっていながら…)

 

 

今から8年くらい前にお昼ごはんを食べに私の行きつけの飲食店に職場の大食漢2人を連れていったとき、この二人がカレーの大盛りを注文したところから悲劇(喜劇)が始まります。

(私はフィッシュフライセット)

 

(※一応名誉のため、そして誤解を招かぬよう店名は伏せます。決してディスるものではなく、ひょんなことからこのお店らしからぬ対応でもって面白くも愛情に包まれたかな…という話です)

 

 

 

【プレイボーーール!!】

 

※店員さんはすべて男性です

 

店員Aさん:「カレーの大盛りにしはんの?けっこう多いけど食べれます?普通のにしとかはったら?普通のでもけっこうあるよ。」

 (初球まさかの牽制球。まだ出塁もしてへんのに)

                                

職場A&B:「あ!大丈夫です大丈夫です。僕らよう食べるんで楽勝っす!お腹もへってるし」                                               (なんか返し方がな〜 大丈夫かな〜^^;)

 

店員Aさん:「ホンマに多いよウチのは。ホンマに大盛りでよろしいんやね?」 

(ヤケに反応してきはんなぁ〜。頼んでほし(く)ないんかな笑)

 

とのやり取りでその場はなんやら怪しげな空気に。やがてその空気は我々の予想を超えた代物となってテーブルにやってくることになります。それは近くのお客さんも「❗️」ってなるくらいで笑

(大食いコンテストやないんやから)

 

 

 

 

◆ココからは合いの手入り(花街のお姐さん調・通訳なし)でお送りします。

 

 

 

衆人環視のもと火ぶたが切って落とされました。(いや、たいそやわ―)

 

 

最初「あ!めちゃウマいですやん。」と余裕の船出でしたが、そうやすやすと事は運んでくれません。

(そやないと書けへんもんね)

 

 

息つく間もなく割と早い段階で暗雲はやってきます。

(へっ、もう来はったん? せつろしいわぁ。もうちょっと待ったげよし)

 

 

中盤に差し掛かったころには溜め息をつく回数が増え、そして食欲や戦意といったあらゆる喪失感がその場を支配していきます。

楽しいはずのランチなのに。(いや、かなんわ~)

 

 

べつに残しても倍額取られるとかは無いのですがなんせ「楽勝」と言った手前もはや引き下がる事などあり得ません。

(そらもう食べてもらうしかしょーおへんわ)

 

店員さん、ほかのお客さん(ついでに私も)から無言の圧力がかかります。(どやさ)

 

忠告を軽んじ、何も考えず発してしまった「楽勝」の二文字のおかげでこんな状況に追い込まれるなんて。

(あんだけ「やめときよし。」て言わはったのに。いちびっ…Σ※#△%$笑)

 

人は窮地に立たされた時、その真価が問われると言います。そうです問われているのです。美味しいはずのランチなのに。

(ちょっとあの人ら見とーみ、なんか試されたはるんやって)

 

 

 

額にはカレーの辛さのせいとも、そうともつかない汗が滲んでいます。

(うわっ、オシボリでお顔さん… それだけはかんにして… )

 

焦燥感やら後悔の念はもっと滲み出ています。てか、あふれかえってます。

(その辺ずくずくにしてしもて)

 

スプーンを持つ手が震え、時折あさっての方向をみつめるように。

(さっきからどこ見てんのえ。早よせんと休憩時間終わるやんか)

 

 

 

あとはどうにか気力を振り絞り、お冷やという唯一(しかもタダで)アシストしてくれる液体の力と強迫観念でもってどうにかフィニッシュにたどり着くことができました。

(そない無理しはらんでもよかったのに~。あっ、よろしゅうおあがり笑)

 

 

しかしその代償は大きく、しばらく会話することもままならない状態でした。カレーを食らい、ダメージもくらい。

(いや~、オモシロイこと言わはるわぁ~)

 

 

たぶん普通サイズの2倍以上あったように思います笑

アナタ、なんで助けなかったのって?

そんなんしますかいな~

普段マジメなこのお店で罰ゲー…じゃなかった、若者が敢然と試練に立ち向かってるというのに。

(ゼッタイこの人が一番〇〇で△△△やわ)

 

 

店員Aさんは『多いで多いで多いんやでと言うたのによくもウチの大盛りを… しからば目にものみせてくれよう』とばかりにいつもより余計に盛ったに違いありません。いや絶対そうです。

(京都の男はんのしはりそうなことちゃいますの)

なぜなら店員Aさん、僅かに笑みを浮かべライスの量を店員Bさんに見せながらよそってたん見えてましたから。

(見えたはってもどうしようもおへんしね)

店員Bさんが無言で首を小さくヨコに振り首謀者Aさんもそれに応えます。

(もうよう言わんわ〜)

 

『へ?まだアカン?ほな、まだもうチョイやな。 お主も悪よの~』みたいな感じで(爆)

(揃いもそろて)

 

 

もしかしたら店の沽券に関わる事態とならばおよそ決まってるであろう提供量なんて度外視するシステムなんかな?

(そんな店あらしまへんえ)

あるいは一見(いちげん)さんが不用意に大盛りを注文した場合には厳格な態度で臨む不文律でも存在するんかな。

(なんやどっかのお茶屋はんみたいどすね)

 

 

たしかレジで支払うとき店員Bさんから二人に対して労いの言葉があったように記憶しています。

(ホンマにそんなん言うたはったん?)

 

えっ?職場の2人ですか?逆にファンになり通ってます。

オーダーはもちろんカレー以外で笑

めでたしめでたし

(へぇ~、そらよろしおしたね~。そやけど懲りんとよう行ったはるわ—)

 

「げに恐ろしきは人間の機微なり」

(おやかまっさんどした)

 

 完

 

※最後に念のため申し上げます。本当にこんなことをされるお店ではありません。たまたまなんかのスイッチが入り遊んでみたくなっただけだと思います。(お店がどっか気になるわ~)

 

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