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「京ことば」は方言とちゃうんか(違うのか)?

京都人が日常的に話す言葉を「京ことば」と言い、いわゆる方言としての捉え方はしません。なぜならば千年の都が育んできた言語だからです。 と書くとまたまた京都人の鼻はどれだけ高いのかとなってくるわけですが…笑 まあ京都弁という表現はしますのであまりお気になさらぬよう。

 

京都検定の公式テキストによると京ことばは①御所ことば②町方(まちかた)ことばに大別され、さらに②は 職人言葉(西陣織関係)、中京ことば(室町の問屋を中心とする商家で用いることば)、花街ことば(祇園などの花街特有のことば)、そして農家ことば(八瀬大原、上賀茂などで使われている)に分かれるとされ、これらが時代の変遷とともに混ざり合い変化したものが現在使われているということらしいです。

 

「御所ことば」という響きからは何やら堅苦しそうで今は使われてないのかなという感じを受けますが【 歯(ハァ)、目(メェ)、手(テェ)、絵(エェ)、字(ジィ) 】のように一音節を長くのばしたり「貰ってきて」をモロテ(モーテ)キテ、「買ってきて」をコーテキテなどゆったりとした言い方は現在もしっかりと継承されています。もっとも普段から使っている者としては宮中を中心とした公家社会で培われてきた言葉を発してるんやなぁ~なんてこれっぽっちも思ってませんが笑

 

これも観光のお客様から「〇〇どすえ~とか言うんですか?」とお尋ねいただきますがそんなん言わしません笑 典型的な花街ことばで舞妓さん(むかしから京都市以外の出身が多い)がご贔屓に対し自分の生まれ育った地域の言葉を使うのは好ましくないためそれが出ないようにとこのようなクセのあるものになったと言われています。

 

あと「おおきに」という言葉も京都弁と思われがちですが実際は関西の広範囲で使われており案外京都では使わなかったりします。私がそうです笑 時折「おおきに」を連呼していかにも京都らしくてよろしおすやろ感をこれでもかと出されてるお土産物屋さんを見かけたりしますが反射的にスルーします笑

 

京都弁に限りませんが「言葉は生き物」ですから既にほとんど使われずに消えつつあるものもあります。「にぬき(ゆで卵)」、「なんば(とうもろこし)」、「まむし(鰻の蒲焼き)」などの名詞や「えずくろしい(気色悪い)」、「気づつない(心苦しい)」などは個人的に好きなのですが、語感は何やしらもっさりしてて(何故か野暮ったくて)確かに時代にはマッチせぇへんなぁと思う一方でふと、京都弁で無くなる言葉はあってもそれに代わる京都らしい新たな言葉は出てきーひんのやなということに気づきました。

 

メディア、SNSの影響があまりに大きく関西でも「●●でイイんじゃね?」などは何の抵抗もなく使うようになってきました。完全無欠の正調京都弁を話せる人が確実に減っていくことは仕方ないことですがやはりどこか寂しさを感じます。

 

こうなったら愛する京都弁の伝承・継承・維持・発展のためにも私がこれまでとはひとあじ違った京都弁の本を執筆して…って気概はあんにゃけど才能あらへんさかいなぁ~。ほなまたちゃうことUPさせてもらいますんでよろしゅうおたの申します~  掛見

 

 

今から30年前に探偵ナイトスクープで取り上げられた不朽の名企画「アホ・バカ分布図」

「方言周圏論」(言葉は都を中心に同心円状に拡がっていった)の検証例にもなっています

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