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表現は無限

 

 

このブログは今年に入ってから2、3日の間隔でUPするようにしています。

 

昨年までは月に数回、年間でも数えるほどでした。

増やした理由はこういった時期だからこそ色々な発信をする必要があると感じたからです。

 

タクシー会社としてはまだ多い方とは思いますが毎日のように出されているところもあります。

(HPはじめFacebook、Instagram、Twitterなどの発信を担っているセクションがあるようです)

 

 

こうして色々な題材を書いていると、色々なことを感じてくるようになってきます。

 

発信者の端くれとしては、プロのアーティストや小説家は発表した作品に対しての思いが時間の経過によって変化していくのではないかと気になるようになりました。これまでは思いもよらなかった感覚です。

 

楽曲や小説をリリースしてから「サビのメロディーはもう少し抑え気味にした方が逆にインパクトがあったんじゃないか。」かとか「クライマックスの描写はもう少し盛るべきだった。」など、しばらく間をおいてから湧き上がってくる思いがあるんじゃないかと。

 

私の場合これまでUPしたブログを読み返すと「あれ?こんなおかしな表現してたんや。」というのがポロポロあってコソ~っと修正をかけています笑

これでも公開する前にけっこう見返しているのですが…

 

ところがプロがひとたびリリースするとそんなことはできるはずもありません。

それだけにかなり緻密な作り方をしていると思いたいのですが「あー、あの曲はトイレに入ってる時に急にメロディーが浮かんで、それに歌詞を乗っけて、ものの数分で完成しました。」なんて聞くと、がっかりすると同時にアーティストとはこう言うもなのかと感心したりします。

 

「心の旅」などのヒット曲で知られるチューリップ。私の青春時代の思い出深きフォークロックバンドです。

いまだにドラマやCMにも使えわれている「サボテンの花」(1975)という名曲のサビは

「窓にふりそそぐ この雪のように二人の愛は流れた」なのですが本来の歌詞は「窓に降り積もる」なんだそうです。

 

たしかレコーディングする前、札幌の野外でこれを歌い始めたときタイミングよく雪が降りだして、それにつられるようにして歌詞を間違えたんだそうです。しかし歌っていた財津さん本人も周りもコッチのほうがいいとなって差し替えたとのことです。

 

彼女が去っていった部屋にはまだ温もりがあって、窓に当たる雪は…という情景がスッと浮かんできます。そんな経験したことありませんが笑

 

またあるバンドのリーダーは「リリース直後よりも年数が経ってからのほうが作品に味が出て愛着がわく。」といった表現をされてました。

これまたアーティスト的。自分も成長しつつ、歌い込むことで作品自体も熟成していくということなのでしょうか。

まるでワインを寝かせているかのようです。

 

いわゆるロングセラーと言われる曲、たとえば尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」、松崎しげるさんの「愛のメモリー」などは同じ歌い方はしないと言われてました。

そりゃあ人間ですから飽きもくるし、こんな歌い方もできるんだよというアピールも兼ねているんだろうと感じます。

 

それでも上記はまだ原型をとどめています。許容範囲です笑

 

上田正樹さんの「悲しい色やね」(1982)はそうではありません笑

YouTubeに出てくる動画は悲しいくらいアレンジしてあります。

いや、もはやアレンジとも言い難いものです。

 

いつだったか、ご本人はこの曲そのものにあまり執着がない旨の発言をされていました。

(作詞作曲も別)

たしか「流行歌の歌い手は目指していない。」という理由でしたが、図らずも大ヒットしてしまい、しぶしぶ出演する人気歌番組では少しのアレンジも許されなかったため、その反動もあってのアレンジなのかなと感じます。

 

そもそも「音楽は自由やねん。」という考えで成り立っているソウルシンガーですから型通りのことは苦痛でしかなかったのでしょうね。

 

気になる方はぜひ検索の上、ご覧ください。

 

 

プロには遠く及びませんが、これからも表現力を高め「面白い」と感じていただけるようなものを出していくように努めます。

それとWCで思いついたときのネタは文中にその旨を記すようにします。

引き続きよろしくお願いします。

 

掛見

 

「悲しい色やね」の舞台である大阪湾。 南港かと思いきや尼崎側からみたシチュエーションを詩にしたんだそうです

 

 

 

 

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